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2006.01.04  漫画・アニメ
前クール終了のアニメ番組の中で自分が楽しみにしていたのは「ガン×ソード」「ぱにぽにだっしゅ!」「魔法少女リリカルなのはA's」といったところ。それと終了時期を把握していない「ローゼンメイデントロイメント」と「舞-乙HiME」も加えておこう。これは一般に言うところのアニメファンに比べれば明らかに本数が少ないのだが正直いって自分はそんなに本数をこなしていないので これでも以前に比べれば多いものである。

この中で最も面白かったと感じた作品は「ガン×ソード」である。次いで「ぱにぽにだっしゅ!」が来る。「ぱにぽに」は多くのサイトやブログで そのある種ずば抜けたギャグや演出が取り上げられていたように非常に面白い試みが見られ かつ実験的にも成功していたと思うのだが、1話完結型であるがために話数によっては趣味が分かれてしまったように感じている。さて「ガン×ソード」。大筋としては、花嫁を"カギ爪の男"に殺された主人公ヴァンの復讐劇であり、どことなく重苦しそうなテーマであるが この作品のキャッチは"痛快娯楽復讐劇"。その名に相違ない痛快かつ とにかく毎回単純に楽しめる作品に仕上がっていた。

よかったと思わせる点は全体を構成する上で無駄になる話数が少なかったことだろう。その上 いかにも最終回を見据えた堅苦しい構成ではなく、特に序盤の話の多くは その1話として完結しているかのように思えたことも大きい。1話限りでその姿を消した面々も ストーリーの上では大きな繋がりを残してくれている(例:5話の双子)。また、妙なヒゲを持ったバロン、多くの名言を残した海の男カイジといった ある種の変人(褒め言葉)を描くのが非常にうまかった。こんな魅力的なキャラクターが1話限りではもったいないと思っていたら中盤・終盤で見せ場(あるいは話の繋がり)が再びあり、その抜かりない展開に感心したものである。これはやはり全ストーリーの脚本を倉田英之氏ひとりで受け持っていたことが大きいのだろう。

中川幸太郎氏による音楽も作品をいっそう引き立てていた。各曲 場面場面の印象が強く、サウンドトラックを聞いていて情景が思い返される。個人的には歌なしの主題歌はあまり好みではないのだが、逆にこの作品ではそれが良く作用していたと思われる。それでいてストーリーに応じて複数を使い分けていたエンディングも効果的であった。最も多く使われた標準ED「A Rising Tide」も素晴らしいものだが、9話と11話でのみ使用された「Paradiso」はストーリーも相まってこみ上げてくるものがある。基本的にEDは落ち着いた良曲揃いだったのだが、ぶっ飛んだ脚本の17話では女性キャストによるピンクレディーのカバー曲「S・O・S」が採用されるなど、細かい演出も見逃せない。

1クール作品は最後が詰めすぎてせわしない印象が強い。また4クール作品は変に間延びして退屈な印象を受けたりすることが多い。そんなことを思うと2クールというのは理想的な長さではないだろうか。実際自分が名作として挙げたい「無限のリヴァイアス」「ちっちゃな雪使いシュガー」「NOIR」は全て2クールであり(かつアニメオリジナルでもある点にも着目したい)、その全話数をうまい具合に活用していたように感じている。1クールアニメの氾濫も否定するつもりはない。そのお陰で原作マンガを知りえたことも多くあるのも事実。が やはり2クールを用いて話や世界観を存分に広げてもらいたい というのが本音である。
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