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公開日から約1ヶ月。「映画ドラえもん のび太の人魚大海戦」を日劇で見てきました。
人魚大海戦ポスター

「大人だけのドラえもんオールナイト」開催発表前に購入していた前売券があったので、それを使っての2回目となる鑑賞。ネタバレがありますので、これから鑑賞する方はご注意下さい。
初めて見た前回と違って、今回は場面場面の描写に注力することができました。前回さほど悪くなかったといいつつ、何か大きな違和感を拭えずにいましたが、少し分かった気がします。全体を通していえるのは、何故その場面でその人物がその行動をとるのか、分からない・理解できないシーンが多いということだと思います。

まずは冒頭でのドラえもんの温かい目。「のび太の恐竜2006」から繰り返し使われているもはやお馴染みの描写です。のび恐では"自分の力でなんとかしようとするのび太"を温かい目で見守るという点で意味がありましたが、今作では海賊ごっこの件でいじめられてドラえもんの名を叫んでいるだけののび太に対しての演出。さらに「ここは温かい目で…」と言いつつ、オープニングが終わると、のび太が泣きついてくるより前に架空水の準備を終えている始末。温かい目をする理由も分からないし、その後の行動ともかみ合っていない。

前回も書いた星座を見るシーンでのスネ夫、宮殿へ行ってよいかをソフィアでなくドラえもんに問うのび太、ハリ坊にのび太らの説明を一切せずにその場を離れたと思われるソフィア、皆が連行されるまで洞窟の中にいたしずか、窮地にあって突如「全権を委ねる」と言い出すオンディーヌ等々。全部挙げていくとキリがないのですが、こういった箇所が気になりました。

それと、これはごく個人的なわがままですが、ウツボに襲われるのび太を助けるのはジャイアンであって欲しかったです。ドラえもんのようにテレビで毎週放送されていて、テレビで少なくとも一度は見ているであろうお客さんが見る映画作品と、映画のみで始まり映画で完結する、漫画でいうところの「読み切り」タイプの映画作品の決定的な違いは「キャラクターの説明」にあると思います。キャラクターの設定を台詞なり行動なりで浮き彫りにしていく必要のある後者に比べて、前者の場合はその必要が少ない。その一方で、皆が思い思いのドラえもん像、のび太像を持って見に来ている。毎回毎回同じキャラクターが同じ思考回路で動く必要はないけれども、そこでジャイアンなら危険を顧みず飛び出すんじゃないか、と私は思ってしまいました。

その他、いくつか感じた点を軽く。
・のび太の部屋でポンプのスイッチを押したときの台詞が分かりづらい。「安全装置の解除ボタン」でなく、「吸水ボタン」と一言いっておけばクライマックスで分かりやすかったと思うのだが。
・ゴーホームオルゴールを投げ込むシーンと、タケコプターで空を飛ぶソフィアのシーンはとても勢いや躍動感が感じられてよかった。反面、ウツボに襲われるシーンとしずかを救出する場面においての緊迫感、緊張感、スピード感がまるで感じられなかった。
・武田鉄矢の歌はよかったと思うが、場面と合っていない気がする。
・欲を言えば最初の予告(公式サイトで見れる予告1)のように、いつもの5人で町を泳ぐシーンが見たかった。
・温かい目はそろそろやめていいと思う。のび恐から全部劇場で見ている自分が食傷気味なのは私の勝手なのだが、今日の劇場に来ていた子供から笑い声がまるで聞こえなかった。
・前回と同様、ドラミが冒険に参加する理由がいまいち無い。話にほとんど絡んでいない。人魚伝説の話をする為なら他にも方法があるし、それで帰ってくれてよかったと思う。声優決定以降の映画全てに登場しているが、登場させることが目的で話に割り込ませている気がしてならない。

なんやかんや書いたように、思うところは本当にたくさんあります。そして、前回の鑑賞後にたくさんのブログで感想を読ませていただき、そのほとんどの感想に共感を覚えました。それでも、個人的に「緑の巨人伝」と「新宇宙開拓史」をあまりに酷評しているせいもあってか、オリジナル作なりに良いところもあったと感じています。今だから言いますが、前の2作品は感想を書く気にもなかなかなれませんでした。それらと比較してというわけでなく、前回も書いたように「人魚」のテーマが意外にも面白く、導入部分(星を見に行く前くらいまで…)はとても期待できるものだったと思っています。短編原作を元にある部分まで昇華させることはできていると思うのです。いい素材を作りあげるところまでは出来ている。そこからもう一歩がとても難しく、また、それを超えられないと面白いと言える状態にはならないのでしょうが、今後のオリジナル作品に期待はしています。


おまけに、劇場情報をちょこっと。
本日4月4日(日)は、日劇のシアター2での公開でした。いつもは受付より内側にあるグッズ売り場が受付より外に出てきており、ドラえもんも来ていました。中の人などいない。小さな子が写真を撮ってもらっている隙を狙って慌てて撮ったので写真が少々ぼけております…。実はこの後スタッフさんに写真を撮ってもらえました。スタッフのお兄さん、ありがとうございました!

午後1番の回で、お客さんは全部で4~50人ほどでした。ちなみに、さらっと見渡した範囲では、大きなお友達は2組程度だったと思います。幼稚園~小学校低学年の子とその親御さんがほとんど。興行収入は好調のようなので、もう少し混雑を予想していましたが、日曜日とはいえ公開から1ヶ月なのでこんなもんかもしれないですね。
ドラえもん@日劇

関連過去エントリ:
「復活!大人だけのドラえもんオールナイト」レポート
「復活!大人だけのドラえもんオールナイト」レポート
「映画ドラえもん のび太の人魚大海戦」感想
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