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2010年3月5日、6年ぶりに復活となった「大人だけのドラえもんオールナイト」に行ってきました。今回はテレビ朝日のすぐそば、TOHOシネマズ六本木ヒルズのSCREEN 5(265+2席)での開催でした。演目はトークショー、予告編大会1、「のび太の人魚大海戦」、予告編大会2、「のび太の日本誕生」、予告編大会3、「のび太の宇宙小戦争」の順。覚えている範囲で感じたこと等々をつらつら書きましたが、残念なことに仕事明けのすっきりしない頭で聞いていた為、取り違い・記憶違い等あるかと思います。ご容赦下さい。

2010-03-06 19.01.13

【トークショー】
トークショーは、楠葉宏三監督、脚本の真保裕一、飛び入り参加(という演出)の増子相二郎プロデューサーの3名に、司会からの質問形式で進行。集まった大人のファンに向けてのトークが広げられました。トークの端々からは、裏話というよりは"大人の事情"による製作者サイド内での思惑というかせめぎあいというべきか、そういったものが見え隠れするかのようでした。当たり前のことですが、ファンが好き勝手に意見(や文句)を あーでもない こーでもない と言い合っている比でなく、現場の方々は映画ドラえもんのあるべき姿、向かうべき姿に頭を悩ませているのでしょう。トークショーという場のため、どこまでが事実でどこからが事実に基づく誇張で、何がリップサービスなのか。そこは何とも判断し難いところですが、オリジナルにせよリメイクにせよ、新作映画を作製する上で藤子・F・不二雄先生の作品世界を尊重している気持ちだけは受け止められたつもりです。

トークの中で真保氏はオリジナル作品でいくべきだと、楠葉監督はリメイクで、と相反した立場でお話されていました。リメイク進行の理由として楠葉監督は「楽だから」との言葉で笑いを誘っていましたが、リメイクの難しさは本当は一番よく分かっていらっしゃるのでしょう。「リメイクなんかする必要ない、するな」という声があることもよく認識されているようですし、声優交代後の4作中3作品をリメイクで公開してきたことで製作側にしか分からない事情も多々あることと思います。オリジナルについて真保氏から「藤本先生に肉薄できない」という一言がありました。「詰まらない」と言われることの覚悟も見られました。その一方で「(ドラえもんたち)5人の考え、行動を追っていけば、それは必ず(作品としての)ドラえもんとして成立する」とも。真保氏の中ではドラえもん世界がある程度出来上がっているのでしょう。

今年の新作の舞台が海であることについて「去年が宇宙だったから海でいいや」と、ここでも笑いを誘っていました。しっかりフォローが入れられた通り、29作品ありながらも海といえば海上が舞台の南海大冒険が最後で、その前も海底鬼岩城しかない、と。そういった理由で海が選ばれたようでした。この先5年、10年と続き、2112年になっても綿々と受け継がれていく作品…そうなってほしいとも語られていましたが、それはリメイクだけで成し遂げられる話ではないでしょう。そういった意味でも、オリジナル作品に向けての意気込みを生で感じられたことはとても大きかったと思います。

【予告編大会】
過去の「大人だけのドラえもんオールナイト」でも恒例だったという予告編大会。ずっと参加されて来た方には最近の作品分以外は特に変化はないのでしょうが、私は今回が初参加でしたので、心底楽しめました。年々絵柄や予告編としての映像の見せ方が変化していく様はとても面白いものです。また、併映作品の予告や、入場者プレゼントの案内など見所が多かったです。

個人的に印象深かったのは2点。本編を先日の神保町シアター ドラえもん映画祭にて見ることができた、小泉今日子さんの「風のマジカル」が使用された「のび太の魔界大冒険」の予告を見られたことが1つ。そして、「のび太の日本誕生」の予告で藤子不二雄名義とされていたことがもう1点。この表記は「のび太のパラレル西遊記」の本編のみと思っていましたが、時期的に日本誕生の予告時点も同様だった、と今回初めて知ることができました。何度も見ている方、当時を知る方からすれば「何を今さら」なのでしょうが。

【映画】
「人魚大海戦」の感想は改めて別エントリで、と考えています。同時上映の1つに「日本誕生」が選ばれたのは、今回が30周年なのできりがよい10周年の作品をもってきた…のでしょうか。それ以外の理由はちょっと思い当たりません。「宇宙小戦争」は、推測ですが、「大人だけのドラえもんオールナイト」初回が1985年だったから…かと思います。今回が久々の復活なので原点回帰のような計らいなのではないでしょうか。時間的にぐったりしている方もちらほらいらっしゃいましたが、面白いシーンでは笑いに溢れ、楽しく映画鑑賞ができました。

【会場・客入り云々】
会場周辺の写真を…と思っていましたが、案内板やポスターらしきものは館内にも館外にも見つからず。遅い時間に人が集まってきた以外は普段のTOHOシネマズと特に変わりありませんでした。まだ公開前日だったからか「のび太の人魚大海戦」のポスターも貼られておらず、そこについては変な期待をしていたせいか残念でした。(人魚大海戦のポスターは、帰りの時間にはシアター外に貼られていました)

上映後には、先月のドラえもん映画祭でもお会いしたAshiko K Milkのhaschikenさんと少しお話させて頂きました。ありがとうございました。後々ブログに書かれた感想を読むのと、見た直後にその場でお話するのはまた違うと思いますので、他の方の意見を聞けてよかったです。

前回のエントリでも書いたとおり、今回はあまりチケットの売れ行きが芳しくなく、最終的にはほとんど埋まったものの、若干の空席を残してしまったようでした。開催のほぼ1週間前というぎりぎりのタイミングでの告知によりスケジュールが調整できなかった、あるいは開催自体を知れなかった、ドラえもん映画祭で既に鑑賞した為に今回の旧作2本を見る気になれなかったなど、いろいろな理由が今回はあったかと思います。

新作「人魚大海戦」がいち早く見れたこと、トークショーで色々な話が聞けたこと、予告編で貴重な映像が見られたことなど、総合的にとても楽しいオールナイトでした。また、たくさんのドラえもんファンとその場を共有できることはやはりとても幸せだと思います。来年も「大人だけのドラえもんオールナイト」が開催されますように。願わくば、日程に余裕をもって発表されますように。
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