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1996年9月23日、藤子・F・不二雄先生がお亡くなりになられた日である。今日でちょうど10年にあたることになる。

今でこそ藤子ファン面をしている私だが、10年前はといえば藤子作品はもとよりアニメやマンガに関心が薄かったために先生の訃報すら知らなかったように記憶している。幼少より「ドラえもん」すらまともに見ていなかった私が訃報を耳にしたところで その反応は予想されるのだが。中学時代に「SF短篇」に出逢うことがなければ今でも無関心なままであったと思う。

この1年、藤子作品を取り巻く状況はどのようなものだったか。新たな「ドラえもん」映画シリーズが始まり、「エスパー魔美」がDVD化され、「みきおとミキオ」が文庫化された。このあたりが比較的大きな動きだろうか。またここ数年を見れば、「ドラえもんプラス」「カラー作品集」「ぴかコミ」に加え専門誌を通じて、未収録だった「ドラえもん」の扱いが変わってきたことも挙げられるだろう。

リアルタイムに藤子作品に触れた世代であれば 何かをきっかけに再度 作品を読み返す機会がないとも言えないが、現在の小学生くらいまで下がってしまうと「ドラえもん」以外の藤子作品は もはや文字通りの古典でしかない。懐かしさから手に取ることはまず有り得ない上に、いまやコロコロ文庫の各作品ですら揃っている書店は少なく、目にする機会さえも減っているのが現状だと伺える。

「ぴかコミ」については、現在入手が困難な幼年向け作品が読める媒体としてファンが喜んで購入しているのが主なところだとは思うが、幼年層にぜひとも触れていただきたい。今は忘れてくれて構わない。面白いと感じた読者の何人かに1人でいいから、10年後にでも何かのきっかけに藤子作品をまた手にとるような、そんな存在であってもらえれば、と思うのだ。

別に藤子作品に限ったことではないが、世代が下がるごとにファンの絶対数が減っていくことは想像に難くないし、また仕方ないことではある。しかし、だからこそ興味を覚えた新たな読者のために一定数の代表作(これがまた基準の難しいところだが)は いつであっても読める状態に保っていただきたい。これは未収録だ、全集だ、といった要望以前の問題。次の世代、次の世代と綿々と受け継がれていってもらいたいと切に思う。
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